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執筆者の写真古川雄一

駐車違反

こんにちは。

行政書士古川事務所の古川です。


先日、駐車違反を取られてしまいました。

親類の家に車で行ったときは、いつもそこに停めていました。

あまりにも昔からそうしていたので、駐車禁止区域との認識もありませんでした。

15分ほど車を止めて戻ってきたら、緑色の服装をしたおじさんがステッカーを張り終えたところでした・・・。

「ステッカー貼ってしまった以上、私ら監視員がはがすことはできないので、ご自分ではがして警察に行ってください」とのこと。

後日、警察に行きました。

すると、年配の刑事っぽい人が、「駐車違反で出頭されました!」と大きな声でのたまいました。

駐車違反なんて日常茶飯事なのにどうして大声で伝達する必要あるんだろう・・・と思っていましたが、その後、謎が解けました。


交通係のお姉さまが教えてくれたところによると、

2006年に同行法が改正されて、駐車違反は車の所有者が罰金を納めたら、運転者は切符を切られずに済むようになったとのこと。だから

~わざわざ運転者が出頭する必要はなくなった~という事なんです。えっ!?そんなの常識ですかっ!?


じゃぁ、監視員が警察に行ってくださいと言ったのは間違いだったのか!?

いや、それはそれで正しい。というのも、社用車で駐車違反をした社員さんなんかは、出頭して自ら切符を切られて罰金を納付するようです。駐車違反のたびに所有者が罰金を納めていると車の使用ができなくなる制度らしいので、運転者が出頭して自ら罰金を納付する(と同時に減点される)→車の所有者の罰金納付義務はなくなり→社用車として使用し続けることができる・・・ざっとそういう事らしいです(道交法の条文、また確認しておきます^^)




ここでピンと来た人・・・駐車違反でステッカー貼られるたびに運転していない社員を順繰りに出頭させたらいいやん・・・

だめですよ!身代わり出頭は犯人隠避の刑法犯に問われかねません。悪いこと考えないでください。


では。

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